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2024/3/
彫刻家ー線で描く裸婦・民俗道具・木喰仏ー鉛筆デッサン
私は彫刻家です。作品を造る前にその為のデッサンは余りしません。頭の中でおおよその形が決まると直接、素材に向かうことが多いです。白い紙に鉛筆の黒い線をひくことに快感を覚えます。特に画き始め、紙の一点に鉛筆の芯を下ろした時のキリキリとした瞬間は、頭の中が興奮と焦りで爆発しそうです。冷静に対象を観察して画いたことなど一度もありません。特に裸婦を画く時には一気呵成に画きます。
裸 婦
木喰仏
2024/3/
作品部屋ー作品棚に並ぶ小品の風景と表情
作品棚に並んだ小作品ーブロンズ、テラコッタ、アルミ、鉄、木など、さまざまな素材による表情豊かな作品の数々とトルソシリーズの小品をご覧ください。
鋭角のトルソ
2024/3/
私のトルソの世界
トルソとは本来、頭や手、足などが欠けた発掘品を意味する言葉でした。ロダンは胴体そのものに意味を与え人体表現のひとつとして創作上のテーマとしました。 私もトルソに魅せられ限定された表現形式の中で人間のさまざまな存在を造形として追及しています。写真の「胴体」は1984年自由美術展出品作の「花子」像の頭部と脚部を思い切って切断し、トルとソとした作品です。それによって明確に自分が求めていた人体像が残りました。以後、胴体の部分だけで人間の持つ生命力の本質をつかみだす仕事が続きました。
胴体 石膏 88cm
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=叫び・憎悪・転生=
21世紀のいま、起きていることー叫び、憎悪、そして平和への転生(てんしょう)の祈りを込めて制作した彫刻作品をご覧ください
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彫刻 青果シリーズ
バナナやナス、瓜、カボチャ、そら豆など果物や野菜を彫刻作品として制作し、青果のもつ曲線の緊張感や造形の妙を表現しています。
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